ハーレーカスタムの一種 チョロスタイル
カスタム文化が根付いているハーレーは、乗る人の好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
チョロスタイルも数あるカスタム方法の1つで、独自の方向性と個性を兼ね備えています。このカスタムスタイルはメキシコ生まれで、特にメキシコ系アメリカ人の間で育まれてきました。
独特の感性を持ち合わせているからなのか、カラーリングから標準的なハーレーと異なり、とても目立つ外観に仕上げられます。それだけに、チョロスタイルは好みが分かれるハーレーのカスタマイズですが、好きな人には堪らないカスタムとなります。
車高を低くするのがチョロスタイルの基本ですから、相対的に全長が長く見える結果に繋がります。重心が下がって安定感が増すので、地を這うような走りのイメージが強まります。
逆にハンドルバーは高めに設定しますから、重心の低さと手の位置の高さのギャップが独特のスタイルを生むわけです。
他にもマフラーがとても長いのが特徴で、兎に角尾びれのようなフィッシュテールマフラーが目を引きます。このスタイルは、ハーレーの中でもややマイナーですから、日本において実際に目にする機会は限られるでしょう。
しかし、独自の文化から生まれたカスタマイズなのは確かで、人を魅了する魅力や価値を持っています。
各部に対し徹底的に手を入れるので、走りそのものが変化しますが、所有する喜びや視線を浴びる快感が得られることでしょう!癖を感じさせますが、他のスタイルにはない格好良さがあるので、魅了される人がいるのも納得です。